月別アーカイブ: 2019年10月

柔道整復師・橋本です!

皆さん!
今夜も楽しく、お酒を飲んでいますでしょうか?

今日は、
『 アルコールが太る原因 』
についてお話しようと思います。

巷で、よく耳にするのが、

『 アルコールは、エンプティーカロリーだから太らない 』

『 ハイボールや酎ハイは、蒸留酒だから太らない 』

『 太るのは糖質が入った酒や、一緒に食べる食事が原因 』

この様に思っている方、聞いた事がある方が多いと思います。

この噂は、果たして本当でしょうか?

ご存知の方も多いと思いますが、
お酒に含まれる『 アルコール 』は、胃や小腸から吸収され、『 肝臓 』に入ります。

お酒の分解過程は、

『 アルコール 』

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

『 アセトアルデヒド 』

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

『 酢酸 』

という順番で分解され、
『 酢酸 』は、血液に乗って体内に運ばれます。

問題はその先です!

【 酢酸は分解されて、エネルギーになる! 】

お酒から『 酢酸 』に分解後、
『 補酵素A 』と結合し、

『 アセチルCoA(コエンザイムエー)』

という『 エネルギー 』になります。

『 アセチルCoA 』は、
細胞でエネルギー源として使われ、
『 水と二酸化炭素 』に分解後、排泄されます。

★ 『 少量 』のお酒を飲んだ場合、
エネルギーとして利用されます!
(利用される = 脂肪にならない)

★ 『 多量 』のお酒を飲んだ場合、
分解後、余った酢酸は処理できません!
(処理出来ない = 脂肪になる)

お酒を多量に飲み過ぎると、
『 酢酸(アセチルCoA) エネルギー』
が過剰になり、処理しきれず『 脂肪に合成 』されます。

ここまでは『 お酒だけ、飲んだ場合 』の話。

では、お酒と一緒に食事やつまみを食べるとどうなるのでしょうか。

★ お酒と食事を一緒に取った場合、

お酒以外の栄養素からも、
『 アセチルCoA(エネルギー)』が作られ、
ドンドン細胞に送られてきます。

これは、使い切らなければ『 脂肪 』になってしまいます。

お酒だけの時よりも、
『 アセチルCoA(エネルギー) 』が過多になるのが解ると思います。

これが、お酒を飲むと太る原因です。

・・・専門的過ぎて、難しいですか?

では、
少し難しいので、分かりやすく例え話で説明しましょう!

【 お酒が太る原因を、当院の「予約無しのリハビリ」に例える 】

上記のメカニズムを、
『 予約無しのリハビリ(先生は 2人 だけ)』
に例えてみましょう!

片岡 整形外科に来院し、
『 予約無しで、リハビリを受けよう! 』
としている、患者様をイメージして下さい。

『 先生2人を、TCAサイクル(燃やす過程) 』

『 患者様を、アセチルCoA(エネルギー) 』

と考えてみましょう。

★ アルコール無しで、適量の食事

この場合、
アセチルCoA(患者様)は『 少数 』です。

つまり、
患者様は待ち時間無しで、リハビリが直ぐに出来る(直ぐに燃焼する)と言う事です。

★ アルコール + 食事

この場合、
・ 食事からも、アセチルCoA(患者様)が入ってきて、
・ お酒からも、アセチルCoA(患者様)が入ってきて、

『 アセチルCoA(患者様)大人数 の状態 』

になります。

(沢山の患者様を 先生2人 では、対応しきれません)

つまり、
患者様はリハビリを受けるのに、数時間待つ状態(燃焼待ち)と言う事です。

ここで皆さんなら、どうしますか?
2時間待って、リハビリしますか?
待たずに、諦めて帰りますか?

私なら、リハビリで2時間待てないので帰ります(笑)

待つ事が嫌な患者様は、どんどん帰っていきます。(帰る = 脂肪になる)

これが、
先ほど説明した、『 お酒は太る 』なんです。

食べ物からも、アセチルCoA(エネルギー)を入れ、

アルコールからも、アセチルCoA(エネルギー)を入れると言う事は、

『 数時間待ちのリハビリに、人が並ぶ! 』

と言う事になり、待ちきれなくなった人は帰ってしまう(脂肪になる)と言う事です。

これがアルコールを飲むと太る原因って事なんです。

【 結論 】

以上、
お酒は焼酎でもウイスキーでも、
『 飲みすぎれば、腹も出るし太る 』のです。

そもそも『 エンプティーカロリー 』というのは『 カロリーが無い 』という意味じゃなく 、

『 エネルギーはあるけど、栄養価値が無い 』

という意味なのです。

つまり、
お酒の栄養素はエネルギーのみが豊富で、その他の栄養素はほとんど無いと言うことです。

これが『 エンプティーカロリー 』って言われる所以です。

以上の事から
『 蒸留酒なら飲んでも太らない 』と言うのは嘘だと解りますし、
『 ダイエットしてるのに痩せない 』のは、お酒を飲んでるから痩せないのかな?と予想がつきます。

皆さんも本気でダイエットしたいなら、アルコールはほどほどにしましょう!

こんばんは。

こんばんは。 診療放射線技師の小池です。

先日、大阪城ホールで行われたTV番組の「秘密のケンミンSHOW」のイベントで「秘密の音楽祭」と言うのに行ってきました。

 初めて大阪城ホールへ行ったのは、中学生か高校生の時に行ったマイケル・シェンカー・グループと言うバンドのコンサートで、当時は自宅から自転車で行った思い出があります。50歳を過ぎて、自転車で行く元気はないので電車で行ってきました(笑)

 今回のイベントですが、番組に出ている歌手?の方達がそれぞれ2曲ずつ歌う構成でした。 バックバンドは、ゴダイゴのミッキー吉野さんのバンドで、私の世代的にはゴダイゴも出て欲しかったなぁと思いました。小学生の時にゴダイゴのレコード何枚も持っていましたから。

モノマネのコーナーがあったのですが、コロッケさんが最高に面白かった!涙が出そうなぐらい爆笑したのって久しぶりです!! 歳をとって、笑う事はあっても爆笑する事は無くなったなぁ~って思ってしまいました。

柔道整復師・橋本です!

皆さん、お元気でしょうか?

今日は、

『 お酒が筋肉を壊す! 』

と言う怖い内容を、お伝えしようと思います。

私は、お酒を嗜む(たしなむ)方ではありませんが、皆さんは、どの程度飲まれるでしょうか。

もしかしたら、
仕事の付き合い、仕事帰り、晩酌など、
『 お酒を飲む機会が多い 』のではないでしょうか。

実はトレーニング業界では、
お酒の痛飲(大量に飲む事)は筋肉を破壊することが知られていて、
これを『 急性アルコール筋症 』と呼ばれています。

症状は、
筋力低下と共に、筋痛、血中へのミオグロビンの溶出、筋肉線維(特に速筋線維)の部分的壊死などが起こると言われています。

その為、
ボディービルダーや、ボディーメイクをする人は極端にアルコールを控えています。

『 急性アルコール筋症 』は、
急激に飲み過ぎると、誰でもなる可能性がある症状で、飲酒の際には水分をしっかりとる事が大切です。

【毎日の飲酒も筋肉を破壊する】

それでは、
お酒を365日、
毎日、美味しく飲んだ場合はどうでしょうか。

先程の様な、
著しい筋力の低下や、筋肉痛を感じる事はありませんが、『 筋肉の萎縮 』が 慢性的 に起きてしまいます。

徐々に・・・そして確実に筋力が低下し、
『 筋肉が萎縮する 』という症状が現れ、
『 慢性アルコール筋症 』
と呼ばれています。

この筋力の低下は、
それまでの『 総アルコール摂取量に比例する 』と言われています。
(Kiesslingら、1975の著書)

実際、
アルコール中毒の患者さんは筋肉が痩せていて、筋力が極めて低いのが特徴的です。
( 速筋繊維は『 筋繊維の太さ 』と関係している為、細くなります )

飲酒による成長ホルモンや、インスリン様成長因子(IGF-I)の分泌低下が主な要因になると考えられています。

【どれくらいが適量か?】

『 急性、慢性のアルコール筋症 』ともに、アルコールの摂取量を減らせば、回復に向かうそうです。

それでは、
悪影響を与えず、健康にも良い適量はどのくらいでしょうか。

欧米の研究では、1日あたりエタノール60g 相当とされています。

1日あたり、
ビールで、約1.2 リットル、
ウイスキーで、約 150ml、

程度だそうです。

ただし、これは『 欧米人の身体 』の為の基準で、日本人では、一般にこの半分程とされています。

今回、
飲酒による有害な側面をお話しましたが、
お酒は人との距離を縮めたり、
普段できない話ができたり、
一種のコミュニケーションツールでもあり、
日々の生活を豊かにする『力』があります。

また、飲酒の研究は欧米の文献が多く、全ての人が今回の内容に当てはまるとは言えません。

『 お酒は大好きだけど、筋肉も残したい! 』
そんな人は、定期的な休肝日を検討してみて下さい。

台風

リハビリ松本です

台風について少し調べたのでご紹介します

台風とは熱帯の海で発生した低気圧の事で、この熱帯低気圧のうち最大風速が平均17m/s以上のものを台風と呼びます。また、台風は上空の風に流されながら地球の自転に影響を受け北に移動する性質があります。

また、台風が発生する条件としては海水温が26℃以上になることが必要で、南海と日本近海の海水温の差が比較的小さいことです。近年海水温上昇に伴い台風の発生頻度や大型化している印象があります。これも地球温暖化が影響しているのかなと感じます。

台風発生のメカニズムは、海水が蒸発し多くの水蒸気を含んだ空気が上昇気流となり、雲が生まれ成長し積乱雲まで発達します。その時に水蒸気だった気体が水滴変わるのですが、その時に多くの熱を放出します。放出された熱が周りの空気も温めさらに上昇気流を強めます。そのサイクルを繰り返していくうちに小さかった空気位の渦が大きくなり熱帯低気圧が出来、これが発達し威力を増すと台風となります。このようにして台風が発生していきます。ちなみに大陸が熱帯でも十分に水分がないため熱帯低気圧は出来ません。

台風は一年中発生していますが、7月から10月にかけて多く発生すると統計的に言われています。先日の台風19号では、関東・東北・中部地方各地域で膨大な被害が発生しました。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

日本で住んでいる以上は台風や地震は避けることは難しいです。いつ来てもいいように備えは十分にしておきたいと思いですね!

勉強会

こんばんは!リハビリのきしです。

先日、スタッフと「膝関節の傷害(ケガ)に対するテーピング」の研修会に参加しました。

今回は、基礎的なテーピングの技術を学ぶことが出来ました。テーピングの種類や方法に加え、コツなども教わりました。

また、膝関節のケガの状況や、スポーツの特性に合わせたテーピングの選択をすることを学びました。その為に、私たちは問診を行う上で、患者さまとのコミュニケーションが大切だということが分かりました。

これからも、技術を高めると共に、患者さまとのコミュニケーションを大事にしていきたいと思います。