おはようございます。 理学療法士 増田です。
今年も早くも1ヶ月が過ぎます。年末年始で溜まった疲労は抜けましたでしょうか?
イベントが多い時期は、どうしても疲れが溜まりやすいです。無理しない事が1番ですが、無理をせざるを得ない時は、その分身体も労って乗り切っていきましょう!
それでは、掲題の「初心」に関してですが。
私が理学療法士の資格を取ってから、毎年必ず行う年始の定番行動が1つあります。それは、「理学療法実習パート2」というノートを読み返すことです。
理学療法士は、座学と臨床実習(実査の病院等で患者様の評価をさせて頂いたり、リハビリを提供させていただいたりすること)をパスして、国家資格試験を受けて、という流れで資格取得します。その臨床実習のレポートが先述のノートです。
ノートを見返すと、面白いくらいに、真っ赤に修正されています。自分の考え方の未熟さや、理学療法士になった時に役立つ助言、学生の指導担当の理学療法士からのアドバイス、など多くの赤文字で埋め尽くされています。
その中でも、1つ大切に持ち続けたい、大事にしたいものが
「まずは、患者様の訴えを聞きなさい。画像や検査結果と患者様の痛みや求めていることが、必ずしも同じとは限らない」
という言葉です。
良いリハビリとは何か?人それぞれの取り方で、正解なんて無いのですが、検査で分かった異常を正常に近づけることではなく、
患者様が困ったいること、悩んでいることを少しでも楽に簡単に出来る!
事が、私の良いリハビリの根幹にあります。
毎年、患者様の声を大事にしないといけない!と年始に思うのですが、時間が過ぎると、知らず知らずのうちに、受け止め方が雑になっているのでは?ちゃんと聴けていたかな?と年始に反省することもしばしばです。
今年も振り返ってしっかり反省しました!
患者様が、訴えやすい空気感、体や生活への不安や悩みを上手く引き出しながら、少しでも早く楽になれるようなリハビリを提供していきたいと思います。
最後に、コロナウイルス!気をつけましょう。
出来ることは限られていますが、体調を崩さない!寒い時の防寒や栄養、手洗いやうがい、良い睡眠!をしっかりとって、体調の変化により注意して生活していきましょう。