月別アーカイブ: 2016年1月

ヒートショック

リハビリ、柔道整復師の荒木です!

寒くなったり少し落ち着いたりと気温の変化がある最近ですが、体調を崩したりしていませんか?

先日テレビを見ているとヒートショックの特集をやっていました。ヒートショックをご存知ですか?

ヒートショックとは、
暖房で暖められた部屋から、寒い廊下やトイレ、浴室などへ移動する際の急激な温度変化によって血圧や脈拍の変動を起こし、心臓により多く負担をかけてしまうことです。

心筋梗塞や脳血管障害などにつながりかねない危険な状態で、ヒートショックによって年間1万人以上の人がなくなっています。

特に浴室でヒートショックが起こりやすいそうです。

起こしやすい人は、
・65歳以上
・高血圧、糖尿病、動脈硬化、不整脈、肥満、睡眠時無呼吸症候群
・一番風呂に入ることが多い
・熱い風呂には入る
・お酒を飲んで風呂に入る など
の方です。

入浴時の注意点として、
・早い時間に入浴する
→遅くなるほど気温が下がるため
・食後すぐは避ける
→血液が消化器官に集まり、血圧が下がりやすくなっているため
・入浴前に降圧剤やアルコールを飲まない
→アルコールには血管を拡張させる働きがあり一時的に血圧を下げるため
・入浴前後に水分補給をする
→発汗で体内の水分が失われ血液がドロドロになるのを防ぐため
・手や足からかかり湯をする
→いきなり湯船につかると心臓にかかる負担が大きくなるため
・浴槽から出るときは急に立ち上がらない
→血圧が急低下して立ちくらみを起こし、湯船で失神してしまうと溺死につながる危険があるため

起こしやすい人に当てはまっている方は特に、そうでない方も注意して、重大な事故にならないようにしてください!

小春日和?

千里中央駅直結 SENRITOよみうり片岡整形外科リウマチ科です。

先週は寒さも厳しく、天候にも恵まれませんでしたが、今朝はよい日和です。最近まで、小春日和とは、今日のような早春の穏やかな日のことと思っていたのですが、実際は晩秋から初冬の頃の好天のことのようです。

さて、昨日はスポーツ傷害の講演会に行きました。東大阪市を中心とする中河内の会ですが、八尾市も含まれているので知り合いの先生もおられました。

私も学生時代にソフトテニスをしていた(自慢になりますが、医学部の全国大会で優勝したこともあります。)のでわかるのですが、怪我をした際に休養を命じられて、頭でわかってもやりたい気持ちはあるし、そのために慢性化してしまうことも多々あります。そういう患者さんの悩みの解決はなかなか難しいので、ぜひ聞きたいと思っていました。

内容は、具体的な障害の治療と予防のリハビリ、エコーを用いたブロック注射などで、私たち手術を行わない開業医にとっても非常にわかりやすいお話でしたが、やはり競技ごとに体の使い方の特性があること、また復帰へのゴールもそれぞれ違うので、オーダーメイドにならざるを得ず、そのため、医師、看護師、リハビリスタッフのみならず、栄養士や心理士なども含めたチームの連携が非常に大切と言われていました。ただ、今言ったようなスタッフを揃えても、現状では予防のリハビリは保険診療で認められないため、患者さんの経済的な負担が大きくなり、プロはともかくアマチュアの選手の場合、そこが問題になるとのことでした。

懇親会では、現在診療している患者さんの治療方針を講師の先生にご相談し、丁寧なアドバイスも頂け、非常に有益な一日でした。今後もこのような会に参加し、すこしでも患者さんのお役にたてるようにしたいと思います。また、帰りはスポーツの実践として日課の階段上りをしました。完走(完歩?)できましたがスーツ姿のためか、タイムは7分20秒でした。こちらも、できるだけ続けていきたいと思います。

階段のぼり

千里中央駅直結 SENRITOよみうり片岡整形外科リウマチ科です。

前回に書きましたが、帰宅時の階段のぼりを続けています。昨日、やっと29階にたどり着きました。6分40秒、ちょうど400秒でした。階段上りはジョギングと同じような効果があるそうで、すこしづつでも階段をつかうだけでメタボ対策の効果があるようです。これからもあまりを無理せず、スローダイエットを心がけて、運動も継続しようと思います。

このブログをご覧のみなさんも、すこしづつで良いので、運動を継続してくださいね。

メタボ対策と運動療法

千里中央駅直結 SENRITOよみうり片岡整形外科リウマチ科です。

1月23日は糖尿病の講演会に行きました。

整形外科とは畑違いの糖尿病の会です。ただ、膝や腰のいたみは、加齢とともに体重も大きな要素になりますので、減量も有効です。また以前にも書きましたが、骨粗鬆症と糖尿病は非常に密接に関係しています(リンク1 リンク2)ので、内科の先生がほとんどの会に行きました。

インスリンや血糖コントロールなどの最新の情報は、正直良く分からなかったのですが、食事療法や運動療法については興味深く聞きました。その中でも、教育入院で薬を始めた人の体組成変化の演題と、糖質制限による血糖コントロールの演題が役に立ちました。

最初の演題では、減量で一体なにが減っているのかを調べた結果が報告されていました。その結果は、水分はあまりかわらず、体脂肪は減っています。これはいいのですが、筋肉と骨のミネラルも減っていました。医師の指導で食事療法がなされて、バランスはとれていてもこの結果ですから、やはり減量には運動が欠かせないと痛感しました。

二つ目の演題は、いま話題の糖質制限をどの程度するかという話でした。糖質制限を勧める人にはカロリーに関係なく、糖質を少なくすれば健康的にやせられると主張している人もいますが、学会としては厳しい糖質制限は勧められないという立場をとっているようです。では緩めの制限ならどうかという話でした。やはり、効果はあるそうですが、当然カロリー制限もなされており、バランスが重要と改めて思いました。

さて、わたしの減量ですが、体重は少しづつ減っていますので、筋力を維持するために階段上りを始めました。といっても、家に帰るのにマンションのエレベーターを使わないだけですが。実は自宅が29階なので、災害時に上がれるかを試す意味でも階段上りに挑戦しました。思った以上にきつく、初日は15階、いまはなんとか20階まで行けるレベルで、まだ自宅にたどり着けていません。もうしばらく精進が要りそうです。、

今日は何の日

受付の大野です。

暖冬と言われていた今冬ですが、やはり1月になって本格的に寒くなってきましたね。

皆様体調を崩さぬよう気を付けてくださいね。

ところで本日1月23日は「ワンツースリーの日」です。
人生に対してジャンプする気持ちを持とう、という意味がこめられているそうです。

今年を良い年にしよう、と改めて思わせられる素敵な記念日ですね。