月別アーカイブ: 2020年1月

柔道整復師・橋本です!

『 若い頃は痩せてたのに、何で痩せない? 』
『 若い頃に比べて、何で太りやすい? 』

この様に質問される方、疑問を感じている方、多いのではないでしょうか。

皆さんに『 痩せない理由は何故? 』と質問すると、『 代謝が落ちたから! 』と言います。

確かにその通り!

しかし、
『 代謝が落ちたから! 』と言って、
代謝と言う言葉のせいにして『 自分は悪くない! 』かの様に思っている方、多いのではないでしょうか。

そもそも、
『 代謝が落ちるのは自分の責任 』ですし、代謝以外にも沢山の原因があります。

冒頭から少し厳しくなりましたが、
今日は、その原因をお話したいと思います。

説明するのは、この3つ。

・成長代謝
・活動量
・筋肉量

では、昔と現在を比べて何が違うのか?

【 成長代謝 】

人は生まれてから20歳になるまで成長します。

成長ホルモンが出るから、身長が伸びたり、骨が太くなったり、筋肉が付いたりします。

これを『 成長代謝 』と言います。

しかし、
20歳を過ぎると成長はストップします。

つまり、昔は『 成長代謝が多かった 』と言う事。

これに対し、
現在20歳を過ぎた皆さんは、成長代謝は無いんです。

つまり、
昔は、食べた物は『 成長させる為 』にも使われていたのですが、

現在は、食べた物は『 新陳代謝の為 』にしか使われません。

だから、
食べ過ぎてしまうと・・・
上に伸びるのではなく、横に大きくなります。

皆さんは、この事を忘れてしまっています。

『 昔に比べて何で痩せない? 太りやすい? 』

それは、

『 成長代謝がストップ 』しているからです。

【 活動量 】

昔に比べて『 活動量 』が減っています。

昔は、
遊びに行ったり、走り回ったり、常に動き回って活動量が多かったんです。

現在は、
子供の頃に比べて動きません。

幼少期みたいに公園や街中で走っていたら、警察に通報されます。

成長した皆さんは、子供の頃に比べて全然動かなくなっています。

仕事でデスクワークが多かったり、面倒臭い、身体が動かない、身体が重い・・・

などの理由で『 活動量はほぼ無い 』に等しいんです。(もちろん、昔に比べての話)

昔と比べて、消費するカロリーが全然違います。

昔は、食べた物を消費できました。

今は、食べた物を消費できてません。

消費できないと言う事は『 脂肪に蓄積 』します。

【 筋肉量 】

生まれてから20歳までは『 成長代謝 』がある為、筋トレなんかしなくても、筋肉がどんどん成長していきます。

その為、
昔は、自然と筋肉を付けようとするので、筋肉量は多かったはずです。

現在は、
成長ホルモンもストップし『 活動量 』も少なくなっているので、
『 自ら筋肉を付けよう! 』とアクションをしなければ『 減少 』します。

筋肉は、車で言うと『 エンジン 』です。

排気量が大きい程、ガソリン(食べた物)を燃やしてくれます。

つまり、
昔は、筋肉量が多いので、食べた物を燃やす力があるのですが、

筋肉量が減少すると、消費する量が低下し、
昔に比べて『 痩せにくく、太りやすく 』なります。

今までの話を読むと、
昔の頃に比べて、現在は全て不利に思いますが、そうではありません。

皆さんは、若い頃に比べて、
より多くの『 忍耐力と責任感 』を持っています。


若い頃に比べて、色々経験も積み『 忍耐力 』があります。

若い頃に比べて、守る人・物、沢山の『 責任感 』があります。

『 痩せたい! 』と思うのであれば、今一度この忍耐力と責任感を思い出して下さい。

・自分には、やる力がある!
・自分には、守る物、やる事がある!

その為に『 痩せなければならない! 』と思うのであれば、今日書いた内容を変える事ができます。

例えば『 成長代謝 』

「もう、20歳過ぎたから成長しないんでしょ?」
そんな訳ではありません。

『 筋トレ 』すれば、筋肉は成長します。

自分次第で『 成長代謝を増やす事 』が出来ます。

『 活動量 』も簡単です。

一駅歩いたり、階段使ったり、GYMに行くだけでも、活動量は増えます。

『 筋肉量 』も自分次第で増やす事が出来ます。

皆さんは『 お金を稼ぐ力 』があるのならば、食べ物やお酒ばかりにお金を使わないで、自己実現の為の『 自己投資 』に使ってみて下さい。

・何の為に生きているのか
・自分為だけなのか
・人の為なのか
・人の役に立ちたいのか
・家族の為になりたいのか
・人を救いたいのか

周りを幸せにする為には、自分が強くなければ出来ません。

自分を強くする為には、自己投資に使ってみて下さい。

そうすれば、自分自身がどんどん成長して強くなり、人を1人でも多く助ける事が出来ます。

若い頃に比べて、現在皆さんにあるのは、
『 忍耐力と責任感 』そして『 夢と目標 』です。

『 今のままで良い! 』と思うのであれば、
無理してダイエットしなくて良いと言います。

『 今よりも幸せになりたい! 』
『 今よりも格好良く、美しくなりたい! 』

そう思うのであれば、
『 現状の自分を変える 』必要があるのではないかと思います。

少し自己啓発の様な内容になりましたが、今日はこの辺で。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。 診療放射線技師の小池です。今年も宜しくお願い致します。

年末年始のお休みでタイへ行ってきました。 我が家では、お正月は自宅で過ごすのが恒例だったので、お正月に旅行へ行ったのは初めての事でした。 目的は、やっぱり釣りです。 最高気温は30度ぐらいになりますが、タイは一番すごし易い時期らしいです。 GWとお盆にも行った事がありますが、最高気温が40度近くまで上がってましたから、今回は涼しく感じましたよ。

2日間釣りの行きましたが、両日ともに魚を釣り上げる事ができました。

アマゾンbkk 早朝
パイロット111 フィッシングプール
レッドテールキャット
ピラルク

池の畔にはマンゴーがいっぱい実ってました。

マンゴー

街には新年と言うよりもクリスマスの飾りつけがいっぱいでしたが、気温30度なので違和感が半端なかったです。

唯一、年越しを感じたのはホテルのテレビで見た紅白でした(笑)

紅白 一部音声だけになる場面がありました。

柔道整復師・橋本です!

明けまして、おめでとうございます!

今年も、片岡整形外科 スタッフ一同、宜しくお願い致します。

さて、
正月など日本古来のイベントが続き、たくさんの栄養を身体に蓄えられたと思います。

最近、巷では『 ケトジェニック ダイエット 』など、脂質摂取を推奨するダイエットが流行っています。

・『 痩せたいなら、油を摂取しろ! 』
・『 良質な油は太らない! 』

これらの情報で皆さんは、
『 油は摂取しても太らない 』
と思っているのではないでしょうか。

結論から言いますと、
『 油は太ります! 』

油に限らず『 過剰摂取 』すれば脂肪になります。(三大栄養素 = 糖質・脂質・蛋白質)

今日は『 脂質の過剰摂取 』についてお話ししたいと思います。

書店では得る事が出来ない知識を書きたいので、少し難しいですが、出来る限り分かりやすく説明しますので、興味があれば読んで頂けると嬉しいです。

まず、
『 脂肪 』は皆さんの体の中で、どんな形で存在するのかご存知でしょうか。

脂肪は、体内の脂肪細胞に90%存在します。
(皮下脂肪、内臓脂肪)

残り10%は血液や筋肉の中に『 遊離脂肪酸 』と言う形で存在してます。

【 摂取した脂質 】は、

・『 エネルギー源 』
・『 細胞膜 』
・『 ホルモン 』

身体の『 新陳代謝 』の材料になります。

この3つは、基本中の基本になりますので覚えて下さい。

【 摂取した脂質 】は、

『 リパーゼ 』と言う消化酵素で、
『 脂肪酸 』&『 グリセロール 』に分解されます。

【 グリセロール 】は、

①『 アセチルCoA 』に変換、エネルギーになる。

② 『 中性脂肪の合成 』に使われる

※ 私のブログ(2019年10月29日)で書いた様に、『 アセチルcoA(コエンザイムA)』はエネルギー源です。

【 脂肪酸 】は、

① 『 アルブミン 』と言う消化酵素で、
『 遊離脂肪酸 』となり、血液に流れて行きます。

この『 遊離脂肪酸 』が、

・『 エネルギー源 』
・『 細胞膜 』
・『 ホルモン 』

の材料になります。

口から摂取した『 油 』の分だけ、

『 アセチルCoA(エネルギー)』は作られ、使わなければ『 脂肪 』になります。

口から摂取した『 油 』の分だけ、

『 脂肪酸 』は作られ、
血液中の『 遊離脂肪酸 』濃度が増えます。

確かに、
遊離脂肪酸は『 新陳代謝に必要な材料 』ですが、

血中 遊離脂肪酸が多いと、身体は排出しようとします。(これを恒常性と言う)

身体は『 血中 遊離脂肪酸 濃度 』を下げる為に、再びグリセロールと結合させ、中性脂肪に変換します。(脂肪が溜まる)

これが『 油を過剰摂取すると太る 』原因です。

・・・専門的過ぎて、難しいですか?

では、
少し難しいので、分かりやすく例え話で説明しましょう!

【 油が太る原因を「予約無しのリハビリ」に例える 】

上記のメカニズムを、
『 予約無しのリハビリ(先生は 1人)』
に例えてみましょう!

来院し、
『 予約無しで、リハビリを受けよう! 』
としている、患者様をイメージして下さい。

『 先生1人 = 新陳代謝や運動 (使う)』

『 患者様 = 血中 遊離脂肪酸(エネルギー源)』

と考えてみます。

【 少量の油を摂取した場合(少数の患者様)】

患者様は少数です。
(少量の血中 遊離脂肪酸、エネルギー源)

つまり、
待ち時間無しで、リハビリが出来ると言う事です。(直ぐエネルギーを使いきる)

【大量の油を摂取した場合(多数の患者様)】

患者様は多数です。
(大量の血中 遊離脂肪酸、エネルギー源)

多数の患者様(大量のエネルギー源)を 先生1人 では、対応できません。

つまり、
リハビリを受ける為に、長時間待つ状態です。(大量のエネルギーは、使いきれない)

ここで皆さんなら、どうしますか?
長時間待って、リハビリ受けますか?
待たずに、諦めて帰りますか?

待つ事が嫌な患者様は、帰っていきます。
(帰る = 脂肪になる)

これが、
先ほど説明した『 油は太る 』なんです。

巷で話題の『 油は摂取しても太らない 』は、

『 糖質に比べて 』と言う意味が抜けています。

何事も、
『 過ぎたるは、及ばざるが如し 』

この様に理論を知る事で、巷の噂に惑わされる事も少なくなれば幸いです。

『 You are what you eat 』
(あなたは、あたなが食べた物でできている)