こんばんは!リハビリのきしです。
皆さんは、朝起きて夜寝るまで、1日どのくらいの時間座っているか、考えたことがありますか?
日本人成人の1日平均の座っている時間は、8~9時間程度です。世界20ヵ国の成人を対象にした研究によると、日本人の座位時間は最長で、多くの国民が座りすぎていることが指摘されています。
座り過ぎは、健康への悪影響が及ぶという研究が報告されています。
その理由として、まず死亡リスクが高まるということです。死亡のみならず、肥満、糖尿病、がん、冠動脈疾患の原因となっていることが指摘されています。また、認知機能や抑うつ、腰痛、首・肩痛などにも悪影響を及ぼしています。
健康寿命の延伸のためには、いかにして座り過ぎを減らしていくかが鍵を握っているかと思われます。
今年も残り3日です。冬休み・年末年始休暇中の皆さん、お家での過ごし方に注意してくださいね。
日本の家族だんらんの代名詞、「こたつにみかん」。という過ごし方は要注意です!お家でテレビを観ている時間が長い人の場合は、少なくとも1時間に1度、できれば30分に1回は座った状態から立ち上がり、少しでも動くようにすることをお勧めします。テレビを観ながら他の用事(掃除、皿洗い等)を済ましたり、CM中は立って動き回り、足の屈伸運動をすることも有効です。
健康維持のためには、このような日常生活でのちょっとした積み重ねが大切なのです。
本日はここまでです。
皆さん、来年度も宜しくお願い致します。よいお年をお過ごし下さい(^^)