タグ別アーカイブ: 骨粗しょう症

朝礼 

リハビリテーション科 理学療法士の串崎です。

リハビリテーション科は誕生して数か月ですが、この春には理学療法士の増員を含め10名体制になり、地域の皆様への更なるきめ細かなお世話ができる予定です。

私は自己研鑽目的で多くの職場を体験してきましたが、当院にしかないもの、それは開始前の朝礼です。

院長の方針は目標を設定しオーラを出しながらスパルタ式で引っ張るカリスマ型ではなく オーラを抑えた横から目線で職員に問いかけ、潜在能力を最大限引き出す変革型方式です。 これはラグビーの五郎丸が大学で内竹監督から受けた事で広く知れ渡りました。

従って、毎朝の朝礼は目標設定、努力目標等なく約1分以内で終わります。半年以上継続して感じる事は、毎朝顔を合わせるためか、自主性とスタッフ間の思いやりや連帯感が増したことです。

もちろん改善すべき点はありますが、大きなトラブルもなく開院以来順調に推移しています。

最後まで読んで下さった皆様にお礼申し上げます、今後とも片岡整形外科リウマチ科のリハビリテーション科をよろしくお願い申し上げます。

春も近づいています

千里中央駅直結 SENRITOよみうり片岡整形外科リウマチ科です。

3月5日土曜は、本当に春らしい陽気でした。診察終了後、当院からご紹介して入院されている患者さんのお見舞いに出かけた後に、市立豊中病院病診連携の会に出かけました。

日頃、患者さんのご紹介をお願いしており、顔見知りの先生も多い中で、珍しい症例や見落としがちな症例についての討論がありました。鎖骨偽関節に伴う動脈性胸郭出口症候群(鎖骨下動脈閉塞)の症例で、静脈性胸郭出口症候群の経験がありましたので、「質問をさせて頂きました。症例検討の後には肩疾患の講演を聞きました。主に腱板断裂のお話でしたが、断裂部は3年程度拡大するとのことで、、挙上不能になる前に修復するのが望ましいという話でした。年齢としては72.3歳の患者さんが多いとのことで、齢だから手術をしないということはないようです。ただし、術後3カ月は腕の挙上禁止ですから、リハビリを充分理解できる人でないと、再断裂するのでそこには十分留意されているとのことでした。また、肩の痛みに後方からの注射で除痛されているという話は、当院でもよく行っている方法でしたので、それでよかったのだと再認識できました。当院でも、頸や肩の痛みの患者さんが非常に多いので、非常に参考になりました。日常の診療の疑問を少しでも解決できるようにこれからもできるだけ多くの人のお話を聴きたいと思います。

 

ヒートショック

リハビリ、柔道整復師の荒木です!

寒くなったり少し落ち着いたりと気温の変化がある最近ですが、体調を崩したりしていませんか?

先日テレビを見ているとヒートショックの特集をやっていました。ヒートショックをご存知ですか?

ヒートショックとは、
暖房で暖められた部屋から、寒い廊下やトイレ、浴室などへ移動する際の急激な温度変化によって血圧や脈拍の変動を起こし、心臓により多く負担をかけてしまうことです。

心筋梗塞や脳血管障害などにつながりかねない危険な状態で、ヒートショックによって年間1万人以上の人がなくなっています。

特に浴室でヒートショックが起こりやすいそうです。

起こしやすい人は、
・65歳以上
・高血圧、糖尿病、動脈硬化、不整脈、肥満、睡眠時無呼吸症候群
・一番風呂に入ることが多い
・熱い風呂には入る
・お酒を飲んで風呂に入る など
の方です。

入浴時の注意点として、
・早い時間に入浴する
→遅くなるほど気温が下がるため
・食後すぐは避ける
→血液が消化器官に集まり、血圧が下がりやすくなっているため
・入浴前に降圧剤やアルコールを飲まない
→アルコールには血管を拡張させる働きがあり一時的に血圧を下げるため
・入浴前後に水分補給をする
→発汗で体内の水分が失われ血液がドロドロになるのを防ぐため
・手や足からかかり湯をする
→いきなり湯船につかると心臓にかかる負担が大きくなるため
・浴槽から出るときは急に立ち上がらない
→血圧が急低下して立ちくらみを起こし、湯船で失神してしまうと溺死につながる危険があるため

起こしやすい人に当てはまっている方は特に、そうでない方も注意して、重大な事故にならないようにしてください!

階段のぼり

千里中央駅直結 SENRITOよみうり片岡整形外科リウマチ科です。

前回に書きましたが、帰宅時の階段のぼりを続けています。昨日、やっと29階にたどり着きました。6分40秒、ちょうど400秒でした。階段上りはジョギングと同じような効果があるそうで、すこしづつでも階段をつかうだけでメタボ対策の効果があるようです。これからもあまりを無理せず、スローダイエットを心がけて、運動も継続しようと思います。

このブログをご覧のみなさんも、すこしづつで良いので、運動を継続してくださいね。

メタボ対策と運動療法

千里中央駅直結 SENRITOよみうり片岡整形外科リウマチ科です。

1月23日は糖尿病の講演会に行きました。

整形外科とは畑違いの糖尿病の会です。ただ、膝や腰のいたみは、加齢とともに体重も大きな要素になりますので、減量も有効です。また以前にも書きましたが、骨粗鬆症と糖尿病は非常に密接に関係しています(リンク1 リンク2)ので、内科の先生がほとんどの会に行きました。

インスリンや血糖コントロールなどの最新の情報は、正直良く分からなかったのですが、食事療法や運動療法については興味深く聞きました。その中でも、教育入院で薬を始めた人の体組成変化の演題と、糖質制限による血糖コントロールの演題が役に立ちました。

最初の演題では、減量で一体なにが減っているのかを調べた結果が報告されていました。その結果は、水分はあまりかわらず、体脂肪は減っています。これはいいのですが、筋肉と骨のミネラルも減っていました。医師の指導で食事療法がなされて、バランスはとれていてもこの結果ですから、やはり減量には運動が欠かせないと痛感しました。

二つ目の演題は、いま話題の糖質制限をどの程度するかという話でした。糖質制限を勧める人にはカロリーに関係なく、糖質を少なくすれば健康的にやせられると主張している人もいますが、学会としては厳しい糖質制限は勧められないという立場をとっているようです。では緩めの制限ならどうかという話でした。やはり、効果はあるそうですが、当然カロリー制限もなされており、バランスが重要と改めて思いました。

さて、わたしの減量ですが、体重は少しづつ減っていますので、筋力を維持するために階段上りを始めました。といっても、家に帰るのにマンションのエレベーターを使わないだけですが。実は自宅が29階なので、災害時に上がれるかを試す意味でも階段上りに挑戦しました。思った以上にきつく、初日は15階、いまはなんとか20階まで行けるレベルで、まだ自宅にたどり着けていません。もうしばらく精進が要りそうです。、