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知命

千里中央駅直結 SENRITOよみうり片岡整形外科リウマチ科です。

3月27日に満49歳になりますが、数え年では今年の元日で50歳になっています。論語に言う知命です。

吾十有五而志于学、三十而立。四十而不惑、五十而知天命。            六十而耳順、七十而従心所欲不踰矩。

吾十有五にして学を志し、三十にして立つ。四十にして惑わず、五十にして天命を知る。 六十にして耳順(したが)い、七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず。

孔子様のような偉い人は、すでに惑いがないどころか、天命さえ知ることができたようですが、私はまだまだ一人立ちさえ覚束なく、多くの人に支えられ、なんとか日々を送っているようなものです。しかし、天命を知る時を待ちながら、できるだけのことはしたいと思います。それこそが、凡人にできる唯一の道だと信じて。

ダイエットの経過

千里中央駅直結 SENRITOよみうり片岡整形外科リウマチ科です。

年始に減量を宣言して2か月半。体重は78kgになっています。とくに無理をしているわけでもなく、お腹が鳴るまでは食事をとらない、炭水化物は最後に少量、というのを守っているだけなので、さほど辛くもありません。ですから、勉強のために出かけている講演会の後の懇親会では、食べたいだけ食べています。それでも、29階までの階段上りは継続しており、5分後半で上がれるようになってきました。

副産物として、花粉症がひどい方なのですが、昨年5月に副鼻腔炎の手術をうけたこと、毎朝ヨーグルトを食べていること、生活が規則正しく、適度な運動ができていることなどで今年はましな感じです。まだ、花粉のピークが来ていないだけかもしれませんが。

ダイエットも維持が大切ですから継続が命です。それは骨粗鬆症を含めた生活習慣病の治療やロコモの運動療法も同じことで、調子の出ない日は休んでいいと思います。その後にまた始めればいいだけですから。あせらずにゆるくても継続していければと思っています。

朝礼 

リハビリテーション科 理学療法士の串崎です。

リハビリテーション科は誕生して数か月ですが、この春には理学療法士の増員を含め10名体制になり、地域の皆様への更なるきめ細かなお世話ができる予定です。

私は自己研鑽目的で多くの職場を体験してきましたが、当院にしかないもの、それは開始前の朝礼です。

院長の方針は目標を設定しオーラを出しながらスパルタ式で引っ張るカリスマ型ではなく オーラを抑えた横から目線で職員に問いかけ、潜在能力を最大限引き出す変革型方式です。 これはラグビーの五郎丸が大学で内竹監督から受けた事で広く知れ渡りました。

従って、毎朝の朝礼は目標設定、努力目標等なく約1分以内で終わります。半年以上継続して感じる事は、毎朝顔を合わせるためか、自主性とスタッフ間の思いやりや連帯感が増したことです。

もちろん改善すべき点はありますが、大きなトラブルもなく開院以来順調に推移しています。

最後まで読んで下さった皆様にお礼申し上げます、今後とも片岡整形外科リウマチ科のリハビリテーション科をよろしくお願い申し上げます。

いろいろと。。。

千里中央駅直結 SENRITOよみうり片岡整形外科リウマチ科です。

2月18日に、新規開業に対する近畿厚生局の個別指導がありました。適正な保険診療を、指導して頂く機会です。ネットなどではいろいろと恐ろしいことが書かれており、すこし緊張しましたが、指導していただいた技官の先生からは、非常に親切に診療録の書き方などをご指導いただき、また記載の良い点もいくつか評価して頂けて、大変有意義でした。これからも地域医療に貢献してくださいとのお言葉をいただき、気持ちを新たにできました。

2月27日は、3つの会に出ました。最初は、内科の先生による糖尿病と末梢血管障害のお話でした。病院勤務時代は、糖尿病で足が壊死した患者さんの切断もしていて、そのときにも意外と痩せている人が多いなあと思っていたのですが、それがデータで示され、印象的でした。また、一番衝撃的だったのは、下肢の切断が必要となる患者さんでは、糖尿病の有無が生命予後に無関係であるというデータで、下肢の循環障害自体が生命予後を悪くする可能性がありそうですが、その背景はまだ不明とのことでした。また、下肢の循環障害では、間欠性跛行と言って、連続しては歩けないが休むと改善するという症状が典型的なのですが、そのような症状がないまま、足に色が悪くなる患者さんも多いということを教えて頂き、非常に有用でした。というのも、間欠性跛行は、腰の神経障害でも起こるので、整形外科には多くの患者さんがおられますし、また整形外科に来られる患者さんで糖尿病を患っておられる方もありますので、そのような症状に注意はしていたのですが、改めて教えて頂ける貴重な機会でした。

二つ目は、済生会千里病院の連携の会で、救急医療のありかたをうかがいました。もともとは、交通事故対策として、救急医療が必要となったともことですが、最近は外傷が減ってきて、高齢者の病気が増えているとのことでした。救急医療の性質上、夜間の手術の方が多いというデータを拝見し、ありがたみを再認識しました。

最後に、東京オリンピック関連の仕事もされている阪大の中田先生に、スポーツの定義から、最新の膝手術、スポーツと健康医学の未来までお話しいただきました。阪大が箕面の船場にキャンパスを移転し、そこにスポーツ医学の拠点をつくるということですから、ますます千里が活気づくことを期待しています。

早春賦

千里中央駅直結 SENRITOよみうりの片岡整形外科リウマチ科です。

すこし更新が遅れています。先週末はリウマチと医療安全の2つの講演に出かけました。いろいろと知らなかったことや改めて気づかされることがあり、勉強になりました。

さてタイトルですが、今の季節にぴったりの私の好きな歌です。亡くなった母が、非常に好きだった歌で子供の時によく聴かされていました。当時、箕面の山すそに住んでいたので、まだ自然も残っており、しかも冬は結構寒くて、この歌の感じもなんとなくわかるような環境でした。

冬景色という歌も好きなのですが、この歌のために小春日和を前に書いたように間違って覚えていました。(麦を踏むと小春日和が同じ2番の歌詞に入っているからです。このブログでも季節のズレは指摘されています。)

早春賦の方が好きですが、一番の歌詞は『歌は思えど』だったんですね。『歌は覚えど』と思っていました。鶯が歌の練習を終えて覚えたけれど、まだ春には早いから歌わないのだろう、と想像していました。日本語は微妙なものです。

近くの公園で梅が咲き始めていました。春ももうすぐです。