柔道整復師・橋本です!

連日の猛暑、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

オリンピックも始まり、室内で引きこもりになった為、水着や夏服を格好良く着る為、コロナで運動不足になった為、色んな理由からダイエット(減量)に励む人も多いと思います。

皆さんご存じの通り、ダイエット(減量)の基本は、

『 消費カロリー ≫ 摂取カロリー 』

で成り立っています。

皆さんには『 知識 という 財産 』を手に入れて頂きたい為、今日は『 脂肪を分解・燃焼する 』理論的な所をお伝えしたいと思います。

『 メカニズム 』を知ってるか、知らないかで、無駄なサプリを騙されて買う事もなくなり、摂取すべき栄養素も見えて来ると思います!

【 ~ 体脂肪分解・燃焼のメカニズム ~ 】

私たちが『 無くしたいと思っている脂肪 』は、過剰なエネルギーが形を変えて体脂肪(脂肪細胞)に蓄えられたものです。

『 脂肪を燃やす 』とは、この貯蔵物を消費する事を言います。

脂肪は、体に貯めこんだ『 燃料 』のようなものです。
余分なものは、燃やしましょう!

【 ~ 脂肪の分解 ~ 】

体脂肪(中性脂肪)が分解する為には『リパーゼ という酵素 』が必要になります。

酵素が体脂肪を『 脂肪酸 と グリセリン 』に分解してくれます。

※ 『 体脂肪 』というのは『 中性 脂肪 』です。
脂肪酸は『 酸性 』
グリセリンは『 アルカリ性 』
二つが合体すると『 中性・脂肪 』になります。

酵素は『 成長ホルモン・アドレナリン 』 などの『 ホルモン 』によって、働くようになります。
(※ ホルモン感受性 リパーゼ)

【 ここまでの まとめ 】

『 運動 』によって、ホルモン が出ると『 脂肪が 分解する 』ということです。

ここまでは『 脂肪 を 分解した 』だけです。
単に血液中を『 脂肪酸 』が漂ってるだけで、そのままだと『 体脂肪 』に戻ってしまいます。)

【 ~ 脂肪の燃焼 ~ 】

脂肪を分解すると『 脂肪酸 』が出てきます。

脂肪酸は、細胞内の『 ミトコンドリア 』に運ばれます。

『 ミトコンドリア で ATP (エネルギー)』に変わり、最終的に『 水 と 二酸化炭素 』に分解されます。

ここまでが『 脂肪分解・燃焼のメカニズム 』です。

【 ~ 脂肪酸 を 運ぶ車 ~ 】

脂肪酸 を ミトコンドリア に運ぶ為には『 カルニチン 』という が必要になります。

『 カルニチン 』は、
アミノ酸(リジン、メチオニン)から作られますが、年齢と共に合成が悪くなります。

『 カルニチン 』を外部から摂取する(赤身肉など)ことで、脂肪酸 を ミトコンドリア に運びやすくなります。

【 ~ ミトコンドリア と エネルギー ~ 】

ミトコンドリア は『 鉄 と コエンザイム Q 10 』の働きによって『 ATP (エネルギー)』を作ります。

※ 『 コエンザイムQ10 』は、体内でコレステロールを作る時に作られます。
コレステロールを下げる薬を飲んでいる方は、コエンザイム Q 10が減る可能性があります。)

『 カルニチン、鉄、コエンザイム Q 10 』を使って、

『 脂肪 を ATP (エネルギー)』に変える

↓ ↓ ↓ (エネルギー消費)

『 二酸化炭素 と 水 』にしていく

この流れが『 脂肪 を 燃焼していく メカニズム 』になります。

【 捕捉 】

インスリンは『 ホルモン感受性リパーゼ 』の働きを抑えてしまいます。
糖質 の摂り過ぎは『 体脂肪 分解の邪魔 』になります。

つまり、脂肪が分解される『 痩せるタイミング 』『 空腹時 』になります。)

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