みなさま こんにちわ
理学療法士 増田です
桜が満開になりつつある今日も、世間ではコロナウイルスの拡大、恐怖と暗いニュースから抜け出す光がなかなか見えず、精神的にもストレスを抱えておられるのではないでしょうか。
普段からの手洗いやうがい、体調を崩さないように栄養と休養、人が多く集まるところには行かない、等の一人一人の判断と意識がとても大切なようです。
ご自宅で過ごす時間が増えるからこそ、普段サボりがちな腰回りのストレッチを行なってみませんか?! というのが、本日の内容になります。
当院にも腰痛をお持ちの患者様が、たくさん来院されています。腰痛の多くは、
椎間板、椎間関節、仙腸関節、腰回りの筋肉、
の4つが主な原因だと考えられています。
人間の身体は脊椎(背骨)で支えられていますが、背骨を支えているのが、筋肉になるわけですが、大切なのは腹筋や背筋と呼ばれる表面の筋肉ではなく、深層筋と呼ばれる多裂筋などが非常に重要なのです!
椎間板性の腰痛は、姿勢!に関連することが多いですね。肩甲骨が開いて前に出ている、背中が丸まっている、骨盤が後傾さている、などが悪い姿勢です。悪い姿勢になるのは、筋肉の不活性と同意とも言えます。多裂筋、腹横筋、腸腰筋などの活性化が必要です!
そのための体操として、四つ這いエクササイズと骨盤前傾運動が効果的です。
四つ這いエクササイズ
1.四つ這いにて背中を反らせる、戻す を繰り返す
2.左腕を床と平行になるように前に伸ばす
身体が傾かないように保持できるようなら右脚も後ろに真っ直ぐ伸ばしましょう
3.反対側同様に行います。
骨盤前傾運動
1.床に両脚を伸ばして座ります
2.背筋は伸ばしたまま、両腕を床と平行に上げます
3.両腕が床と平行を保ちつつ、ゆっくり体を前に倒していきます
4.お尻から太腿裏、ふくらはぎまでのストレッチになりますので、張り感を感じてみましょう
ご自宅で簡単に出来ますので、屋内で過ごす時間が増える今だからこそ、ぜひご自身の姿勢を矯正して、腰痛からの脱出、腰痛予防にお試しください!
今回は椎間板性の腰痛に焦点を当てましたが、機会がありましたら、椎間関節や仙腸関節についても、お話したいと思います。
最後に、くれぐれも不要不急の外出は控えて頂き、コロナウイルスの感染の可能性を極力少なくして、パンデミックを乗り超えていきましょう。