ドライノーズ

リハビリの貴志です。

早いもので今年も残すところ2週になりましたね。
みなさま、これから忘年会やクリスマスに年末年始とイベントがたくさんありますね。

体調は崩されていませんか。

先日、テレビの健康番組で風邪を引く新原因について放送されていました。

実は近年の研究で風邪を引きやすい人に今まで知られていなかった新しい原因が潜んでいることが明らかになったようです。

それは鼻の乾燥ドライノーズです。

私たちの鼻の内部には、風邪などのウイルスから体を守るバリア機能が備わっています。中でも大きな役割を担っているのが、鼻の粘膜の細胞に備わっている繊毛と呼ばれる組織です。
鼻の内側から肺にいたるまでの気道を覆っている毛のような組織です。
この繊毛が活発に動くことで、鼻に侵入したウイルスなどの異物を速やかに胃の中へと運び、強力な胃酸で殲滅しウイルスの繁殖を防いでいるのです。
ところが、鼻の中が乾燥し粘膜から潤いが失われると繊毛の動きも大きく低下。すると、繊毛の細胞自体からも水分が失われ鼻の中の乾燥は一気に進むことに!
繊毛の動きはほぼストップし、鼻の粘膜にとどまったウイルスは細胞の隙間から体内に侵入し風邪などの症状を引き起こしてしまうのです。

そこで
ドライノーズ対策として勧められているのが、「鼻の潤いアップ入浴法」です!

①40℃前後のお湯に10~15分つかる
およそ40度のお湯に長めにつかることで大量の水蒸気を吸い込むことができ、鼻粘膜の表面に潤いを与えることが可能になります。

②塩
100ccの水に食塩1gを溶かし鼻の前でミスト状に吹きかけ鼻で吸いましょう。塩分を含んだ蒸気を吸うことで鼻は異物が入ってきたことを感知。これを取り除こうと繊毛が活発に動き始めます。

③歌う
ただ呼吸するだけでなく歌うことで、より大量の水蒸気を吸い込むことができ鼻粘膜にたっぷりと潤いをプラスできます。

個人的に歌うことは好きなので、さっそく始めたいと思います。(周りに迷惑にならない程度に。)

みなさまも、是非お風呂で歌いましょう!(笑)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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