千里での医療機関連携

千里中央駅直結 SENRITOよみうり片岡整形外科リウマチ科です。

すこしブログをさぼっていましたが、今日の午後は済生会千里病院へ紹介した患者さんの様子を伺いに行きました。術後経過も良好なようで、私も安心しました。済生会病院では、地域連携の方がいつも非常に丁寧な対応をしてくださるので、患者さんを引き受けて頂いた上にお礼を言われると恐縮してしまうのですが、私のような開業医には非常に心強い存在です。

実は、先週土曜4月16日に済生会千里病院の登録医総会があり、今週月曜18日には千里医師連合の総会と、千里近辺の医療機関にかかわる集まりが連続してありました。執刀される先生ともお話をできる機会ですので、できるだけ参加するようにしています。そんな中、当院へ骨折の患者さんなどがお見えになり、今週だけで3人の方を済生会病院にて手術して頂いています。

また、開院から9カ月余りが過ぎ、徐々に手術が必要な患者さんも増えてきたため、箕面市立病院市立豊中病院市立吹田市民病院相原病院人工関節センターなどで手術を予定されている患者さんが4、5人おられます。これらの病院の先生方とも講演会や勉強会などを通じて、できる限り直接お話しすることで連携がスムーズになるようにしています。また入院された際には、できるだけ患者さんの様子を伺いに行くつもりです。

千里周辺はいろんな診療科のクリニックがあり、自分で決着をつけられないときはすぐに患者さんに近くのクリニックへご紹介できるうえに、手術や入院の必要な患者さんの受け入れにも、病院が協力的なので非常に恵まれた環境だとは思います。しかし、その環境を生かすも殺すも、私自身にかかっています。それには、勉強を続けて周囲の先生から信頼されることは当然として、医療施設連携にかかわってくださる事務方あるいはコメディカルのみなさんへの感謝を忘れないことも非常に大事と思っています。所詮、医師だけでは医療は成り立ちませんので、できるだけ多くの方とつながり、患者さんに良い医療をよいタイミングで提供できるようにしたいと思っています。それこそが、地域医療の原点ではないでしょうか。

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