千里中央駅直結 SENRITOよみうりの片岡整形外科リウマチ科です。
11月29日、骨密度検査(DXA)の講習会を受けてきました。骨粗鬆症の検査としては腰椎、大腿骨近位部のDXAが国際標準ですが、精度よく検査しないと意味がありません。
そこで、骨粗鬆症財団では講習会を行い、検査の標準化を目指しています。
ご存じのように、骨粗鬆症では骨折がおこりやすくなりますが、それは骨の量が減ることと骨の質が落ちることによります。いまのDXAでは骨密度(=骨の量)を測っています。
講習会では、骨粗鬆症の病態からDXAでの骨密度の具体的な検査法を3時間以上にわたり、解説して頂きました。会場もほぼ満員で、質問も多数あり、骨粗鬆症に対する関心の高さが伺われました。私も骨の質の測り方を質問して、最近の研究動向を教えて頂けました。
以前にご紹介した辻野先生も会場に来ておられ、熱心に聞いておられました。私も負けないように今後も勉強を続けていきたいと思います。