日別アーカイブ: 2018年12月3日

柔道整復師・橋本です!

最近、心理学や精神論に興味が湧く年頃で、色んな方のお話を聞く事が多くなった私です!

『脳ミソまで筋肉』と思われると困るので、少し長くなりますが、学んだ事をお伝え出来ればと思います。

皆さんは、価値観、考え方の違いで誰かと喧嘩したことはありますか?

お金の価値、仕事の価値、人生の価値。

自分と違う考え方を目の当たりにすると、不快に思うことは多いと思います。

【例えば、】

出かけている途中、目の前に筋肉隆々な『ゴリマッチョ』がいたとしましょう!

『ゴリマッチョ』を見た人々が全く同じことを考えると思いますか?

そんなわけありません!

・「ゴリマッチョだ!カッコイイ~!!」
・「あっ、ゴリマッチョ。怖そう。」
・「ゴリマッチョだ!変な薬使ってるのかな。」

このように、人によって様々なイメージを持つと思います。

筋肉の魅力を感じている人もいれば、尊敬の眼差しで見ている人、中には好意的に思わない人もいるでしょう。

この価値観の違いはどうやって作られるのか…

それは『体験』です。

過去の記憶によって『人の価値観』が作られているそうです!

・優しくされたことがあるから優しい人を好きになります。
・溺れた経験があるから水に入ることを恐れます。
・法律を知っているから法律に背くことを悪とします。

この様に、
『過去の体験の違いが価値観の違い』
を生みます。

ですから、
『自分と全く同じ価値観の人間は、この世に1人もいない』ということです。

そもそも『価値』って、どういう意味なのか。
実際、よく分からないので『価値』を調べてみると、

【価値とは、】
人間の肉体的、精神的欲求を満たす性質、あるいは真・善・美・愛あるいは仁など、『人間社会の存続にとってプラスの普遍性』をもつと考えられる『概念』の総称。

つまり、『価値とは = 概念』だそうです。

『概念』も難しいので調べてみました。

【概念とは、】
物事の総括的.概括的な意味のこと。
思考活動の基盤となるもので、頭の中でとらえたもの、イメージである。

つまり、『価値とは = イメージ』だそうです。

過去の体験と、その時の感情が皆さんの『イメージ=価値観』を作っています。

次に、
『ジェネレーションギャップ』についてお話したいと思います。

よく、価値観の違いを年齢の差が原因にすることがあると思います。

【例えば、】
『70代以上の世代』は、戦争を体験している為、価値観の軸にあるものは『食べ物』になります。

物がなかった時代、最高の幸せはお腹いっぱい食べることでした。

働いていると、高齢者の方が食べ物を大切にするのがよくわかります。

何か相談事があると、
『橋本くん!ちょっと話あるから、飯でも食いに行くか!』となります。

彼の有名な田中角栄の格言の中にも、

・『先ずは食わせろ!話はその後だ!』
・『おい!飯食ったか?』

などがあります。

食べ物があるから生きていけるということを、今の若者より深く理解しているのは当然だと思います。

次に、『40代~60代の価値観』の中心にあるのは『お金』だそうです。

バブル時代や高度経済成長期の日本は、お金があれば何でも好きなことが出来ました。

バブル当時の話を伺うと、本当に金回りがよく、交際費で毎月20~30万円支給されていたそうです。

お金を使い切ることが出来ず、社員同士で飲みに行き、帰りは会社からタクシーのチケットが出たようです。

朝の満員電車の中でも、皆んながニコニコしていたとか。
朝の満員電車でみんながニコニコしているなんて想像できますか??

一生懸命働けばお金も稼げて、好きなものが買えて、皆んなで遅くまで遊んで、仕事で不条理なことがあっても、その対価として十分なお金が稼げたから、世の中楽しく回っていたようです。

上記の様に『40代以上の方々』は、足りない物(物質的欲求)が価値観の中心にあります。

ところが、
『30代以下の世代』と『40代以上の世代』
には、ベルリンの壁より高い壁が存在していると言われています。

では、『30代以下の価値観』は何でしょうか。

それは『自己の存在意義』(心理的欲求)です。

生まれた時から食べ物にも不自由しない、お金にも不自由しないで育った世代です。

不自由しないことに『価値』を見出せません。

『価値と言うのは、不足すると価値が高まり、沢山ありふれていると、価値はなくなる』と言う性質があります。

戦後の間もない焼野原だった日本の様に、友達や家族が『餓死』で死んでいくなんて聞いたことも、経験したことも無いから分からないんです。

もちろん、お金や食べ物も、どちらも『重要』ですが、一番ではありません。

話しを戻しますが、
『30代以下の世代』がもっとも強く価値を感じているのは、『存在意義』だそうです。

・自分は何の為に生まれてきたのだろうか、
・自分はいったい誰なんだろうか、
・自分は誰かの役に立っているのだろうか、

と自己の内面について考えています。

そして、自己の存在意義を確かめる為に行動します。

【例えば、】

面接で学生時代の夏休みは何をしていましたか?と尋ねると、

『自分探しの旅をしていました。』

と答えると若者も多いと思います。

40代以上の世代からすると、

『自分探し?? 何を言ってるんだ。今そこにいるだろう!!』

となります!笑

なので、3・11の震災の時に、お金も何もない若者が全国から続々と集まって支援をしたようです。

自分が誰かの役に立っていると言う『存在価値』を確かめる為に。

そして、この『世代の価値観』が大きく違うせいで、様々な問題が起こってしまうそうです。

【例えば、】
働けば働くほどお金になる、会社に良いことだと思って、上司が仕事を次々に用意します。

心の世代は、残念ながらそれに有り難みを感じません。

なぜなら早く帰って自分の大好きな事をしたいから。

お金を貰えるとしても、時間を奪われる方が苦痛な人が多いんです。

美味しい物を食べさせて貰えるのに、飲み会に行くことにストレスを感じる若者もたくさんいます。

本音を語り合えない人たちに囲まれても面白くないからです。

一方、自分たちの好意を受け入れない若者に、上の世代の方々が不快に感じることもあります。

『なんでわからないんだ!!』と全員が感じています。

この様な感情が重なっていくと、信頼が失われ、仕事を辞める『心の世代』が出てきます。

次の新人教育にまた労力とお金がかかり、仕事はますます増えていく。

新人はまた苦痛を感じ、辞めていく。

もちろん、同世代でも価値観の差は絶対に出てきます。

では、なぜ価値観が違うと摩擦が生じるのか。

【例えば、】
他人に、

『私の好きな筋トレを、お前も好きになれ!』と言われて気分良く好きになりますか?

『君の好きな人、私は嫌いだからあなたも嫌いになるべきだ!』

など言われると傷つきませんか?

人間の脳は、価値観を変えられることを拒むように出来ているそうです。

なぜなら、『価値観は、過去の体験』から作られたものだからです。

変化に抵抗し、今の状態を保とうとする機能を医療の分野では『ホメオスタシス』と呼んだりします。

つまり、人間は自分が変化しない為に、他人に変化を求める『癖』があるそうです。

私は今年36歳になります。

ちょうど『お金』と『存在価値』の間の世代になります。

私も、医療で仕事をしながら、休日は自衛隊員に参加し、毎日ハードな筋トレをして、自分の存在意義を確かめています。

お金も欲しいですが、それ以上に自分の存在価値を高めること、自分の生きる軸を定めることに、価値を置いています。

医療の仕事は、まさにこれからの世代の価値観に合致すると思います。

医療を通して、自分の『存在価値』を見つめ返す、自分の生まれてきた理由や使命を深く考える。
そんなことができる仕事が医療なのではないかと思います。