日別アーカイブ: 2018年9月13日

理学療法士・串崎正輝です。

私は主に整形外科疾患のリハビリテーションを実施していますが、患者様からの質問には最新の注意を払っています。

院長に依頼する事が多いのですが、運動や健康維持に関する質問などには体験も交えてお答えさせて頂いております。

今日は質問の多い体の冷えについてお話しさせて頂きます。

日本人は一般的に冷え体質で冷たい物は合わないそうで、男性より女性に多いそうです。

しかし日本人の冷たい物好きは世の中でもトップクラスで、冷やしたビールやアイスコーヒー等定着していますが、ドイツ人は常温のビールを好むそうです。

欧米人は体が熱い体質でコーラやアイスクリームが好きでアイスティーも米国が発祥らしいですが、日本にも定着しています。

体の機能から考えますと、人間の細胞の中のミトコンドリアは生命活動のエネルギーを作り、また作り変えられた古い細胞の消化、排出新しい細胞の再生に関与しています。

ミトコンドリアは細胞内では、37度でないと活動できないので、暑さ寒さの環境温度に関係なく腸の体内温度37度を維持する為に大変なエネルギーが使われているそうです。

しかしコップ一杯の冷水も5分で腸に達して腸を冷やし、また口は発生学上、腸や脳下垂体と繋がっているので、口の粘膜を冷やすだけで免疫力を低下させると言われています。

口呼吸が良い例です。ミトコンドリアが活性化すれば免疫力は高まり、働きが低下すればエネルギーが不足して免疫力が低下し代謝力と消化力も落ちて、未消化物が体に溜まり、痩せにくく、太りやすくなります。

女性は下腹部が冷えやすく、婦人科系器官の不調を招きます。

そこで、私の冷え対策としてアーユルヴェーダの中の白湯毒だし健康法について述べさせて頂きます。

1.作り方

強火で沸騰から10分位、大きな泡をたたす。50度位冷やしてポットに入れる。(2回目の沸騰は不可)

2.起床後すぐ飲む

50度〜60度の白湯コップ一杯(150cc)を5〜10分位かけてゆっくり飲む。
胃腸を温めて、体の代謝を上げる老廃物を押し流し、排出を促す。

3.食事中に飲む

コップ一杯(150cc)を少しずつ飲む。

※ 一日、700〜800ccを超えると腸内の栄養が流されて体内に吸収されない。

※ 初回は飲むのに抵抗ありますが、体のバランスが整うと飲みやすい

※ アーユルヴェーダ認定医の蓮村誠先生の文献より一部引用
アーユルヴェーダは世界の三大医学の一つで世界保健機構認定