虫捕り

2018年6月24日の日曜日に娘と虫捕りに出かけました。まずは、虫捕り網と虫かごを買います。帽子をかぶって、虫かごを肩からかけて、網を持った娘の姿を見ると、夏だなあと実感しました。

そのあと、難波宮跡に出かけました。難波宮跡は大阪市内とはいえ、広大な草原になっていて、期待できそうです。同じように虫捕りに来ている方が数人おられ、そのほかにも木陰ではピクニックをしている方もありました。

さて、肝心の虫ですが、草原があるのに、バッタなどはすごく少なくて、娘がバッタを見たがっていただけに、残念でした。それでも小さなショウリョウバッタを1匹捕まえられました。ただ、チョウはたくさんいて、モンシロチョウを10頭以上捕まえました。あとは、ベニシジミも1頭捕まえました。水たまりができていて、雑木もあるので、テントウムシやトンボ、カナブンもいるかなと思っていましたがいませんでした。

娘は自分一人でチョウが捕れるようになったので、満足そうでした。家で飼いたいといいましたが、広いところで翔ぶチョウは虫かごの中ではすぐに弱りますし、虫捕りは捕まえること自体が楽しいのだからと言い聞かせて、虫かごにいれてしばらく見たあとは、逃がすことにしました。

今は大阪市内に住んでいますので、子供が自然に触れる機会が少なく、すこしかわいそうな気もしています。実際、草木の名前や虫などは図鑑で見て知っていますが、実物はあまり見たことはありません。

私は子供のころ、祖父母の家が青山台にありましたので、広っぱで毎日虫を採っていました。バッタ、トンボ、カマキリ、コオロギ、カナブン、セミなどはたくさんいて、春にはウグイスやヒバリまでいました。また箕面に住んでいたので、ヤンマや大きな黒いアゲハチョウ、カミキリムシなどもいて、ときどき家の中に入ってきました。田んぼや川では、ヤゴや小さなゲンゴロウ、ミズカマキリ、サワガニなんかを見つけたこともあります。夏の早朝に勝尾寺の方まで行って、ミヤマクワガタやカブトムシを捕ったのも覚えています。

都会は都会でよいのですが、子供にそんな思い出も残るようにしてあげたいと思うと、なかなか難しいのも事実です。

 

 

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