久しぶりの発表

千里中央駅直結 SENRITOよみうり片岡整形外科リウマチ科です。

ご報告が遅れましたが、4月23日土曜日は以前に勤めていた八尾市立病院が中心になっている八尾整形外科懇話会に参加しました。

開院以来できるだけ講演を聴きには出かけていましたが、今回は久しぶりに自分で発表しました。リウマチ科も標榜していますので診断に迷うようなケースもあり、みなさんに紹介したのですが、いろいろなご意見を頂き大変勉強になりました、

人に話すことが最大の学びになるとはよく言われることですが、準備しながら疾患の知識を再確認することも多く、やってよかったと思いました。

確かに時間と手間はかかりますが、今後もできる範囲で自分の経験を振り返る作業はしていきたいと思います。わからないことを気に留めておくと、ずっと後に解決することもありますし、そうやって得た知識は鮮明に記憶に残ります。わからないことは苦しいので、ついつい先送りにしがちですが、もう少しだけと粘ることで新たな展望がひらけることもあります。有名な医学者が『明日の教科書は患者さんの中にある。』という言葉を残しておられますが、一人一人の患者さんに真摯に向き合うことから得られるものはそれだけ大きいということなのでしょう。診療所での限られた時間と医療資源の中でも、工夫次第で診療のレベルを上げていくことはできると信じて、明日からも頑張ろうと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です